2020年3月発行iFree第8号バックナンバー。

第8号2020年3月発行

2020年3月発行 iFree第8号

インターネット連動フリーマガジンiFreeアイフリー

月刊もぱ改め『iFree(アイフリー)』は初となる栃木市内全域をカバーするポスティング広告地域情報誌です。西方、都賀、旧栃木、大平、岩舟、藤岡の『新生栃木市』全域6万世帯をターゲットに絞った広告で、4万部を最強の発信力を持つポスティング広告+80ヶ所以上の協力店に設置された置き本にて多くの市民の方へホットな話題をお届け致します。栃木市ポスティング広告マガジンアイフリーをよろしく♪

目次ページ
  • 編集後記

    こんにちはiFree編集部です。 昨年の台風被害による影響がまだ残る栃木市ですが、行政の方では様々な対策を打ち出しており、今回はそんな災害支援情報がまだ行き届いていない方向けの情報案内ページを設けさせて頂きました。復旧・復興に向けお困りの方に大きな支えになるかと思いますので、是非ご覧下さい。 今回の「未来創造」では、栃木市泉町にある㈱フットワークの代表 森田裕男さんをインタビューし、ご商売のいろはを語って頂きました。また、5月29日~6月7日の開催を予定するビール祭り実行委員でもあり、災害後の街が少しでも活気づけばと、初の10日間連日開催に挑戦され、準備を進めてられているとのこと。皆様是非足をお運び下さい♪ 2019年9月に発行した第6号の情熱人にて特集致しましたアルペンスキーヤーの原沢虎太郎君が、スキーの第57回全国中学校大会にてアルペン男子回転で初優勝を成し遂げたとのことです! おめでとうございます! またクロアチアで開催された国際チルドレンレースの回転でも優勝されたとのことです! 栃木市を代表する未来のメダリスト候補者・スーパー中学生をこれからも応援し続けていきたいと思います。

  • Vol.8 index
    佐野市復興チャリティコンサート
    世界のビール祭り
    「栃木市 information」
    栃木市「台風19号災害支援のお知らせ」
    ポータルサイト「栃木市ドットコム」ご案内
    LINE公式アカウント登録のご案内
    「未来創造」㈱フットワーク社長インタビュー
    「ここるく」×「おやこたいむ」
    (一社)栃木青年会議所ご案内
    プレゼント情報

栃木市情報×台風19号による大雨被害災害支援のお知らせ

栃木市情報栃木市「台風19号による大雨被害災害支援のお知らせ」より 住宅関連の支援 家財・家電・自動車の補助金
Tochigi-City Infomation

■ 「きゃわふぇすin栃木市 さんかいめっ☆」開催!

平成26年4月5日に、とち介が栃木市の蔵から現れて、はや6年――今年も「かわいい」をテーマとしたおまつり「きゃわふぇす」を、東京オリンピック・パラリンピック開催イヤーにふさわしい内容にバージョンアップして、開催します。「かわいい」を「ゆるやかに」楽しめる1日、とち介と一緒に素敵な想い出を作りましょう。 日時:4月25日(土)11時~15時(10時30分開場) 場所:栃木市西方総合文化体育館(栃木市西方町本郷1705) 司会:キャラクターを愛するアイドル「ゆっふぃー」こと寺嶋由芙さん! 内容:キャラクターPRステージ、キャラクターグッズ販売、寺嶋由芙さんによるミニライブ、とち介のふわふわハウス、栃木市や参加キャラクター団体のグルメブース、競技体験コーナー、ファンクラブ会員限定缶バッジ配布(先着200名様) 参加キャラクター(予定):とち介、とちまるくん(栃木県)、さのまる(佐野市)、与一くん(大田原市)、ふっかちゃん(深谷市)、みとちゃん(茨城県水戸市)、かむてん(山形県新庄市)、おおまぴょん(長野県大町市)、すそのん(静岡県裾野市)など 注意事項:・駐車場に限りがありますので、車でご来場の方は、乗り合わせにご協力をお願いします。・室内履き(上履き)をお持ちください。 費用:入場無料

情報提供・問合先:シティプロモーション課 TEL.21-2172

■ 子育てお役立ち動画を公開中です!

栃木市では、子育て家庭の皆さまに分かりやすい情報発信を目指して、市ホームページ上で『子育てお役立ち動画』全28動画を公開しています。地域子育て支援センター・4か月健康診査・両親教室などの『子育て』に関する事業をテーマに、施設やイベントの実際の風景、参加者の声などを映像化し、文字だけでは伝わりづらい情報を一目でお伝えできるようにしました。妊娠期~子育て期の暮らしに役立つ動画となっておりますので、ぜひご覧ください! ◆ 両親教室 ◆ 母乳相談 ◆ 子育て相談 ◆ 産後ケア ◆ 赤ちゃんの駅 ◆ 病児保育 等

情報提供・問合先:子育て支援課 TEL.21-2288

■ 小江戸とちぎ三大麺+まつり

日時:3月14日(土)~15日(日)10:00~16:00 場所:とちぎ山車会館前広場(栃木市万町) 内容:出流そば、焼きそば、うどん、ラーメン、パスタ等、11店が集結!

情報提供:小江戸とちぎ三大麺まつり実行委員会(代表:好古壱番館)

■ TOCHIGI TODAY’S MARKET

日時:3月28日(土)10:00~16:00 場所:とちぎ山車会館前広場(栃木市万町) 内容:リニューアルしたとちぎ山車会館前広場を利用し、栃木市の魅力に触れる事ができるマルシェイベントです。詳しい内容は栃木市HPもしくは公式Facebookをご確認下さい。 アクセス:「栃木駅」から徒歩15分

■ うずまの鯉のぼり

日時:4月上旬~5月上旬(予定) 場所:巴波川(栃木市倭町・室町・湊町周辺) 内容:春の風物詩となっている「うずまの鯉のぼり」。巴波川を中心に蔵の街で色とりどりの鯉のぼりが泳ぎます。 アクセス:「栃木駅」から徒歩15分・「新栃木駅」から徒歩25分

■ 太平山桜まつり

日時:3月27日(金)~4月5日(日) 場所:太平山(栃木市平井町) 内容:「日本さくら名所100選」に選定されている太平山。花と味覚でとちぎの春の訪れをお楽しみ下さい。 アクセス:「栃木駅」から関東バス「国学院行」で15分、終点下車

■ 栃木・蔵の街かど映画祭

日時:5月23日(土)~24日(日) 場所:蔵の街周辺 内容:点在する古い蔵や建物を映画祭期間中だけミニシアターに変貌。歩きながら街並みや様々な街中イベント、映画・映像を楽しんでいただく映画祭です。 アクセス:「栃木駅」から徒歩15分・「新栃木駅」から徒歩25分

情報提供・問合先:観光振興課 TEL.21-2373

■ 開催予定のスポーツ大会ご案内

3月1日 第45回岩舟駅伝競走大会 3月29日 第10回栃木市春季学童軟式野球大会 4月4日・5日 桜まつり近隣市町中学校親善野球大会 4月12日 第12回おやま思川ざくらマラソン大会 ※ 思川ざくらマラソン大会は栃木市連携事業となります。

情報提供・問合先:スポーツ振興課 TEL.25-0930

栃木市「台風19号による大雨被害災害支援のお知らせ」より

住宅関連の支援

被災者生活再建支援制度 基礎支援金:令和2年11月11日まで 加算支援金:令和4年11月11日まで ◆対象:全壊世帯・解体世帯・大規模半壊世帯

被災者住宅復旧支援事業費補助金 「被災者生活再建支援制度」が適用とならない方への住宅復旧費用の一部補助。 令和2年10月12日まで ◆対象:被害住宅(所有者の3親等以内の親族が居住)の復旧費用で、経費が10万円以上のもの。※ 保険金等により補填される金額を控除。※ 住宅建て替え、カーポート、物置、塀などは対象外。 ◆補助内容:半壊:50万円を限度 一部損壊:復旧費用の1/2(10万円を限度) 問合先:危機管理課 TEL.21-2551

住宅の応急修理への支援 住宅被害を受けた世帯に、市が業者に依頼し、被災住宅の居室・台所・トイレ等日常生活に必要不可欠な最小限度の部分を一定の範囲で応急的に修理します。

被災住宅再建等の資金借り入れの利子の補助 被災住宅の再建を促進するため、再建資金を借り入れた場合に生じる利子を補助します。 令和2年4月30日まで 問合先:住宅課 TEL.21-2452

家財・家電・自動車の補助金

被災家財等購入費等補助金 申請期限:令和2年11月12日まで ◆対象:【家財・家電】市内に住所を有する「床上浸水被害」を受けた被災世帯 【自動車】市内に住所を有する被災世帯 ※ 事業者対象外 ◆対象経費:被災した家財、家電、自動車の買換え・修繕に要した経費 ※ 災害により買換え、修繕が必要となった物のみ対象となります。 ※ 畳、エアコン、トイレ、風呂、給湯器等の住宅設備とみなされるものについては対象外。 ※ 保険金等により補填された金額は除きます。 ※ 下記期限までに支払いの完了したものに限ります。自動車は登録完了したもの。 家財・家電:令和2年3月31日まで 自動車:令和2年10月12日まで ※ 申請は1世帯につき「家財・家電」で1回、「自動車」で1回まで 詳細は栃木市ホームページから お問合せは各窓口へ 支援・補助金の申請には各項目毎に必要書類や条件が異なり、基本的に栃木市内に住民票のある方が対象となります。※ 住民登録がない場合、被災当時に市内居住を証明できる書類が必要。 全ての申請には「り災証明」または「被災証明」を必要とします。 担当:障がい福祉課 補助金専用ダイヤルTEL.21-2146 栃木市より第6号まで発行されております「台風19号による大雨被害災害支援のお知らせ」より抜粋して掲載させて頂いております。

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『栃木市ドットコム』とは

ネット世代とも言われる若者や情報の届きにくい移住者に対し、栃木市の地域情報をより多く伝達することが出来ないかと考え、周辺のお店・会社・市民活動・行政情報等をインターネットから素早くキャッチの出来る仮想都市づくり『クラウド都市計画』を実施し、栃木の情報インフラを目指しております。

『地域未来活性化プロジェクト』とは

インターネットの利用率が90%を超える現代では、 ネット上の仕組みや法律ルールを学び熟知する事で「地方」に処点を置きつつも全国や世界レベルまでの展開をイメージした仕事を生み出す事も可能な時代となっております。アナログ思考からデジタル社会へ早期順応を波及させなければ、どんどん大都市に「チャンス」や「若者」が流出し、過疎化に歯止めが効かなくなると危惧した30~40代のメンバーを中心に、地域の未来を活性化させる為のプロジェクトを立ち上げ、平成28年度とちぎ夢ファーレ事業として栃木市より正式に承認を頂き、未来の担い手育成の為に活動を開始致しました。

未来創造 Next Innovator

未来創造 Next Innovator 株式会社フットワーク 代表取締役 森田裕男 さん未来創造 Next Innovator 株式会社フットワーク 代表取締役 森田裕男 さん
株式会社フットワーク 代表取締役 森田裕男 さん

あるときは遊覧船の船頭、あるときは巴波川行灯まつり・竹灯りの実行委員長、そしてあるときはビールまつりのスタッフとして走り回る、株式会社フットワークの代表取締役 森田裕男氏。そのバイタリティーの源に迫りたいと今回のインタビューをお願いしました。

―― まず、会社設立の経緯についてお伺いしたいのですが?

私が生まれる前の年に亡くなった祖父がおよそ80年前に始めた荒物卸売業を、父が森田商店という会社組織にしました。私は幼い頃から『お前は跡継ぎだ』と洗脳されて育ったものの、一時は別の道に進むことも考えましたが、最終的には使命感のようなものが勝って会社に戻ることを決心しました。 当時、父の考えでは、将来は小売業が世を席巻する時代が来ると信じて小売店を出店する準備を任され、別会社を設立して運営することになりました。それが現在の株式会社フットワークです。 創業した当時は、バブルと呼ばれた時代の終わりの頃で比較的景気も良く、また、森田の息子が始めたのなら…と、お取引を開始下さった企業様も多かったので比較的早く軌道に乗れたのは、やはり父が永年地元で真面目に経営してきてくれたお陰だと感謝しましたね。 その後、父の予測は見事に当たり、全国の中間卸売業は衰退し小売業態が全盛を迎えます。5年前、父の引退と共に森田商店の業務も受け継ぎ、フットワークとして今年で33期目の現在は卸売および直販の外商部、店舗の小売部、ネット通販の3部門で営業しております。

―― 先見の明がおありだったお父様が素晴らしいですね!

確かに父が当時考えていた数十年後の予測に間違いは無かったと思いますが、今その時を向かえてみるとさらに時代の変化が激しくて、この先の数十年後の予測に苦しめられています。ご承知のようにITが進む現代では、多くの業種で実店舗の売上がネット通販に奪われていて大苦戦を強いられています。当社も例外ではなく、勉強のつもりでネット通販も手がけておりますが、なかなか先が見えて来ないのが現実です。

―― なるほど。その激変の今、森田さんがその時のお父様の立場になって考える将来のビジョンについてお聞かせ頂けますか?

私に商才があれば、これまでに会社をもっと大きくも出来たと思うし、将来のビジョンも明確に確立出来ていたかと思いますが、今は色々な可能性を試したり模索している状況で、正直まだ確固たる方向性は定まっておりません。 しかし、経済環境はもの凄いスピードで変化をしている訳で、将来のビジネスプランを構築するのはここ数年が正念場だと思っています。 ただ、一つ言える事は、どんなにITやAIが進化しても人同士の繋がりというか、人の温かみを感じたいという人間の本質は失われないと思うんですよね。無機質な経済活動が主流になっても、お客様と心の繋がりを最優先にした経営をするという考えはブレないようにしたいと思っています。

―― 社外活動にも積極的でいらっしゃいますよね。

私は、青年会議所(JC)や商工会議所青年部(YEG)の活動を通して多くの経営者仲間と知り合いました。彼等の多くは、自分の会社の発展だけでなく、地域の活性化にも労を尽くしているんです。自社だけ良い思いをしても周りが不幸では本当の満足は得られないということですよね。 逆の見方をすると、地元地域が活性化して経済活動が豊かになれば、巡りめぐって自分の会社にも恩恵を得られるということを彼等は知っているのです。地域に根ざした企業というのは、そういう事を意味しているのではないでしょうか。 私自身、遊覧船事業を初め、巴波川流域の活性化などに参画しておりますが、やればやるほど郷土愛が強くなってくる気がします。 生まれ育った街、お世話になった方々が生きてゆくこの栃木市を元気で潤いのある街にしたい…それって地元企業の使命でもあると思いませんか? だから私は社員にも言うんです。地域貢献しなさい、って。 それは町内行事に参加する事でも、PTAの役員を引き受ける事でも、お隣りのお年寄りの代わりにゴミを出してあげることでも良いんです。要するに人のお役に立ちましょうよ! ということで、それは私の目指す、心の繋がりを重んじたサービスを実現させるトレーニングにもなる筈ですから。

―― 栃木市と言えば、マスコットキャラクターとち介グッズもフットワークさんは沢山作られていますよね。

最初にぬいぐるみを作ってくれないか?と話があった時には少々面食らいましたよ。 ウチをナニ屋だと思ってるの!って(笑)。それでも、栃木市のPRになるなら、と思って苦労してようやく発売できたぬいぐるみも、もう5作目になっちゃいましたね。 会社的に言うと、採算性からみてもリスクの高い商材群ではあるのですが、それこそ地域貢献、栃木市の発展に繋がる事業だと信じて半分奉仕の精神でやり続けています。

―― 趣味は自転車とお聞きしましたが?

学生時代は体育会系でしたので、スポーツは全般的に好きなんです。自転車は始めて10年くらいですが、年に2~3回は泊まり掛けで長距離の旅をします。 昨年の夏は、仲間と銚子まで走りましたし、毎年、軽井沢往復もしてます。周りからは呆れた顔で見られていますが…いや、楽しいですよ。その時だけは、全ての予定を排除して頭も空っぽにして走るつもりなんですが、ふと気がつくと、走りながら仕事の事を考えちゃってるんですよ! もう病気ですよね(笑)。 でも、そんな時って新しいアイデアが浮かぶ事が意外と多いんです。よく道端に自転車止めて、忘れないようにメモったりしてますよ。 私にとって自転車乗りは大切な時間です。

―― 最後に皆様へのメッセージはございますか?

弊社が主に扱う商品は、災害時や悪天候の時にその効力を発揮するものが多くあります。時に皮肉を感じることもありますが、皆様が困っている時に、必要とされるような会社でありたいと思いますし、私自身、一市民として企業人として色々な意味で責任を果たして参るつもりですので、ご指導ご鞭撻を頂ければ幸いでございます。

「ここるく」×「おやこたいむ」

「ここるく」×「おやこたいむ」「ここるく」×「おやこたいむ」
トライアンドエラーが人生を作る

保護者と子供達の姿を見ると「何度言ったらワカルの?」的な感じの言葉が耳に残ります。何度言ったらワカルのでしょう? 必要な体験をしていれば数回でワカルでしょうが、必要な体験をしていていないと何回言ってもワカリません。それの答えはカンタンです。子供自身がその事に対しての不利益を、実体験として積み重ねていないからです。 例えば、名札を忘れそうになっても親が教えてくれる。体操服を忘れてもお母さんが走って持ってきてくれる。教科書を忘れても先生が叱らずに貸してくれる。先生からの指導もない。このような安心感が日常化してしまうと、忘れ物をしたことをいくらお母さんが毎日青筋立てて怒っても、何度も繰り返してしまいます。名札を忘れる→恥をかく、体操服を忘れる→好きな体育ができなかった、教科書を忘れる→叱られる・困る等の不利益を経験できる環境であれば、例え子供は忘れ物をしたとしても次回からは「もうあんな思いをしたくないからちゃんと確認しよう」という意識を持ちます。 不利益な経験が出来ない環境だと、例えば小学三年生の子供に「今日は雨が降りそうだから傘を持っていきなさい」と言って、傘を忘れ大雨に見舞われた時「何で傘を持たせてくれないの!」と親のせいにする子になってしまうと思います。 トライアンドエラーが出来る環境は、他人のせいにしない子に育てていく事につながると思います。本当の子育てで自立させられない事ほど、その子の人生において悲しいものはありません。利益も不利益も経験して、その積み重ねによって子供の年相応の自立を目指してほしいと思っています。

親学推進協会理事 堀 昌浩 先生

(一社)栃木青年会議所

(一社)栃木青年会議所
栃木青年会議所についてお話を伺う 第62代理事長 大阿久 友伸

栃木青年会議所とはどういった団体ですか?

栃木青年会議所は栃木市、壬生町の20歳から40歳までの青年が、社会課題の解決の為、というともっともらしいですが、要は自らの住み幕らす街の為、ひいては自らの研鎖の為に活動しています。青年会議所は、1年毎に方針を決め、組織を決めて、すべての役職者が1年という任期で活動します。1月からスタートして12月までが年度となりますので、今はちょうど2020年度の活動がスタートして、「いよいよこれから具体的なアクションをしていこう!」といったところです。青年会議所は親会を持たない組織の為、運営はすべて会員の会費で賄われています。その為、若い力を集めて、いま地域に自分達が必要だと思うことを何のしがらみもなしに実施出来るという強みがあります。経営者の集まりのようなイメージがあるかもしれませんが、対象年齢の方でしたら誰でも会員になれるんですよ。

今年度大阿久理事長の掲げるビジョンを教えてください

2020年度は「Enjoy JC」を目指すゴールであるビジョンにしました。そして、そのビジョンを目指す為にやること、いわゆるミッションは「Go Purpose!!Go Giver!!」としました。「正しさは伝わらない、楽しさは伝わる」こんな言葉を耳にしたことがあり、なるほどなと、やっぱり人は楽しいことに集まるものなのだと思っているんです。街づくり、というと、なんとなく地域の問題が山積していて、何から手を付けたらいいのか、しかも、市民活動できちんと効果のある事業が出来るのか、など、出来ない理由のほうが先行するような空気を感じています。でも、まずはこの青年会議所の活動を楽しんでワイワイとやる、ということが大切なんだと思っています。こう思えたことにも理由があって、青年会議所は国際組織なので全世界に約16万人の会員が所属しているのですが、昨年の夏に、彼ら海外のメンバー100人+日本のメンバー100人で1週間寝食を共にしながら世界平和について議論するという合宿に参加してきました。いやあ、海外のメンバーはノリも良いし、掲げる社会課題の解決策もイケてるんですよね。でも、彼らの国の課題って、人口が毎年200万人爆増しているとか、子供にきちんと教育が届いていない、とか、そういう日本ではどうやっても出てこない問題ですからね。で、その課題に直面しても、なんか楽しそうなんですよ。やっぱり、この背中から滲み出ている楽しさが、周囲を巻き込む原動力となり、社会の課題を解決しているんだなあ、と思っています。だから、何しろ2020年は楽しくやろう、ということをメンバーに常々伝えています。

地域の方々へ伝えたい想いを教えてください。

2020年度は僕たちの活動がより地域に根ざすようにしていきたいと思っています。昨年残念ながら台風の影響で開催が叶わなかったマラソン大会をしっかりと起ち上げて地域の新しい宝になることを目指したいです。そして、毎年続いているイベント的なものも、「あ、青年会議所って、あの○○をやっている若い人の団体でしょ?」と、多くの人に言ってもらえるような状態を目指していきたいと思っています。また、確かに社会的に意義ある活動を行うことも重視します。国連で採択された SDGs(エスディージーズ)という世界共通の開発目標についても、栃木・壬生地域での周知活動を展開し、この地域から持続可能な世界を志向する市民を一人でも増やしていきたいと考えています。

日本JCはSDGSを推進しています。

一般社団法人 栃木青年会議所 栃木JC

一般社団法人 栃木青年会議所 Junior Chamber international Tochigi〒328-0053栃木市片柳町2-1-46商工会議所3階 TEL:0282-24-8118 FAX:0282-24-8622 https://www.tochigijc.jp/

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